2026.01.15

久川城跡(ひさかわじょうあと)

伊達政宗軍の来襲に備えて築城された山城跡

 

久川城とは

東に伊南川、西に滝倉川、北は久川が麓を流れる四方を急崖に囲まれた、南北565m、東西約250m、比高53mの丘陸上にある天然の要塞です。
現在も空堀や土塁など遺構の保存が良好で、歴史的背景や築城・廃城の時期が比較的明確な点など、戦国期から近世初頭の山城として貴重な史跡。昭和60年、福島県史跡に指定されています。

 

久川城跡マップ

 

久川城復元推定図

城跡散策とあわせて、ぜひ「奥会津博物館 伊南館」 にもお立ち寄りください。
館内には、関連史料や復元推定図、ジオラマが展示されており、戦国の世の山城の姿をわかりやすく紹介しています。
城跡を歩く前後に見学することで、歴史への理解が一層深まります。

 

誰が、何のために?

中世の約300年間、会津は蘆名氏によって治められていました。天正17年(1589)に会津を攻め滅ぼした伊達政宗(1567-1636)の奥会津への侵攻を阻むため、鎌倉期より一帯を治めていた河原田盛次(~1591)が急遽築城したものと伝えています。伊南川が天然の防御となり、伊達軍は川を越えられず伊南の地は守られました。

 

伊南・久川城の重要性は?

伊南川と並走し、尾瀬を境に群馬県沼田と若松城下を結んだ交易路・沼田街道。「会津五街道」のように江戸期の参勤交代路として整備された道でこそありませんが、天下分け目の戦いといわれた「関ケ原合戦」前夜、石田三成と当時会津を治めていた上杉景勝の間であった重要な書状のやりとりが沼田街道を介したと「真田家文書」の研究から判明しています。沼田側からは会津に入る最初の城。国境警備や物資の往来など、風雲急を告げる時代には重要な役割を果たしていたものと推察されます。

青柳七曲り登城坂入口

奥会津博物館伊南館Ⓟより、道路を渡り、鳥居をくぐり登ります。

本丸跡

城の中心で最も重要な区画。天守があった場所。

二ノ丸跡

本丸のすぐ外側にあり、本丸を防御していた場所。

空堀

中世の山城の代表的な防御施設が今なお残っている。

とりでへの道

久川城の背後を守る土塁ライン。左側が城外側になり、傾斜が急なのがわかる。

桜スポット

春になると久川城跡にソメイヨシノ、しだれ桜が咲きます。眼下に伊南川が流れ、散策やお花見におすすめです。

奥会津博物館 伊南館

伊南地域の歴史と文化を伝える品々や久川城跡のジオラマを展示。
開 館:4月下旬~10月下旬 の10:00~16:00
定休日:月・火・水・木 

住所 南会津町青柳字小丈山・小塩字丸山外地内
電話番号 0241-64-5711(伊南観光センター)
交通アクセス 🚗東北自動車道那須塩原ICより約90分
🚃東武鉄道・会津鬼怒川線「会津田島駅」より会津バス(桧枝岐線)「古町温泉入口」下車 徒歩8分
駐車場 50台(奥会津博物館伊南館前30台)

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