2023.12.14
なだらかな林道を進み、初めの分岐を左折します。
登山開始から30分くらいのところに
天邪鬼の足跡がついた岩があります。
天邪鬼がつけたとされる足跡。
屏風岩の看板がある所から右側に見えてきます。
幡カ岩(はだか岩)が目の前に
見えてきて壁のようです。
急斜面を右側に廻りながら登ります。
天邪鬼の足跡から
約20分ほど登っていくと、御柱岩があります。
天邪鬼が朝日を怖がり置いて行った石柱です。
御柱岩を過ぎると、
幡カ岩の上部に出ます。
大きな岩肌の裏を通っていきます。
屏風岩の上が見晴台です。狭い岩の尾根を通ります。トラロープやチェーン、足場は鉄の杭が岩に打ち込んであったり、山頂まで10~15分の難所が始まります。
二本の松の木を超えて行くと
危険個所の看板があります。
危険告知看板から飛びつき岩を過ぎるまで10~15分くらい。難所です。
岩に抱き着くようにして通過します。
かつて修験道が飛びつきながら渡ったとされることからこの名がつきました。
山頂の明神岩です。
現在は明神岩の看板は無く
唐倉山山頂の看板になっています。
山頂から15分ほど降りると
「下りの千年松」
ロープをつかって降りる箇所が何回も出てきます。
さらに15分ほどで「下りの万年松」
さらに15分で
「岩割桜」
登山口駐車場から少し降りたところにある滝。
修験道が身を清めてから山に登ったとされる滝。
住所 | 南会津町観光物産協会 南郷観光センター 南会津町山口字村上842 |
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電話番号 | Tel 0241-64-5811 |
南会津の豊かな自然の中で大切に育てた南郷トマトの本拠地です♪ 今や全国区のブランド【南郷トマト】採れたての新鮮トマトは抜群の美味しさです。 会津田島駅より車で35分
唐倉山は標高1175.8m。登山時間2時間30分~3時間
古くはイザナギ・イザナミノミコトが祀られていたと伝えられ、修験者や参拝者が盛んに上った霊山です。 登山道は、中腹から山頂まで急峻で細い尾根づたいを通ります。危険な箇所もありますので、登山される際は、軽装を避け、自分の体力に合わせた登山をお楽しみください。急斜面を登り尾根に出ると、そこからの眺めは素晴らしく、燧ヶ岳から会津駒の連山、大博多山・城郭朝日岳、遠くは県境の田代山・帝釈山などの山々が望まれます。尾根岩は狭く危険な個所もあるので、慎重に進む必要があります。
※危険個所がございます。軽装備での登山は危険です。
【唐倉山にまつわる民話】
「蛍堂」伝説
昔々、数人のでいたん坊(天邪鬼)が、奇岩絶壁の黒岩山の石を使い、一夜で「蛍堂」を立てようと石柱を運んでいました。一人の怠け者のでいたん坊は、石柱運びが嫌になり、岩山の影でサボっていました。しばらくサボっていたでいたん坊が、「コケコッコー」と鶏の鳴き声を真似したところ、他のでいたん坊達は、朝が来ると思い込み、大慌てで石柱を投げ出して帰ってしまいました。山をひとまたぎして石柱を運んだ足跡と、沢山の石柱が唐倉山には残されています。
唐倉山には、鏡岩・裸岩・屏風岩などの岩場があり、64本の積み重ねられた石柱連があります。
現在は数十本の石柱を残し崩れ落ちてしまいました。
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